ルーペで老眼矯正ができる?

ルーペで老眼の矯正ができる?

老眼になったら視力の矯正を考えなければなりません。

 

手元の見づらさは、日常生活の中で不便に思うことが多くなると思います。

 

例えば新聞や読書、爪切り。
女性の方は、メイクの時などに煩わしさを感じるのではないでしょうか。

 

一番簡単な老眼の矯正方法は老眼鏡をかけることです。
最近では100円均一ショップでも売っているので、
「老眼がはじまったかな?」
と感じたら、手軽に使ってみるのもいいでしょう。

 

しかし、ずっとメガネに頼らない生活をしていた人は、
「老眼になったからメガネをかける」
ということに抵抗を感じる人も多くいます。

 

そんな方にはコンタクトレンズも選択肢としてはありますが、ルーペを老眼対策として考える方も少なくありません。

 

しかし、ルーペは老眼の矯正に役立つのでしょうか?
ここでは老眼とルーペについて詳しく説明します。

 

そもそもルーペとは何か?

 

ではルーペとは何か?
ルーペとは簡単に言えば虫眼鏡、拡大鏡です。

 

小さな昆虫を観察したり、粉末や物体を拡大して見たりする時など、どちらかといえば実験や研究のための用途が多いです。

 

また極めて細かい、指先を使う手作業を行う時にも使われます。

 

 

ルーペは老眼対策に向かない?

 

ルーペは基本的には小さな文字や物を拡大して見るための道具です。
新聞や雑誌をルーペで読もうとしも、視野は狭く一部分だけしか拡大して読むことができません。

 

また片手にルーペを持つので、両手を使う作業には不向きです。

 

ただルーペはロービジョン(弱視)の人には必要なツールです。
メガネやコンタクトレンズの矯正力にも適合しない目の方にはルーペは必需品です。

 

老眼となった毎日の生活の中では、ルーペの使用は老眼鏡に比べると不便さを感じるでしょう。

 

ルーペの革命?ハズキルーペとは!

 

老眼の対策用として多少の不便さを感じるルーペですが、最近注目されているアイテムがあります。
それは「ハズキルーペ」という小さいものが良く見える、メガネのようにかけるルーペです。

 

ハズキルーペは俳優の石坂浩二さんも愛用していることでもよく知られています。

 

ハズキルーペはメガネと同じように使えるので、両手を使う作業でも問題ありません。
拡大率は1.6倍で視野も広く、週刊誌の見開きくらいまで対応しているようです。

 

爪切り、編み物、ネイルなど日々の様々なシーンで利用できそうなアイテムです。

 

また生理工学上のデータを元に開発されたレンズ設計により、歪みはなく大きくクリアな視界を可能にしています。
コンタクトレンズはもちろん、老眼鏡などメガネの上からかけることも魅力の一つです。

 

薄くて軽量なので、家庭内ではもちろん、ビジネスシーンでも利用されている方が多いようです。
金額的には普通のルーペを購入するよりは高額です。

 

老眼に悩んでいる人へのプレゼントとしてもいいかもしれませんね。

 

その他の人気おすすめルーペ

 

その他、老眼対策用としては卓上用スタンドタイプのルーペが人気があります。
LEDライトがついているものが多く、主に読書用として使われています。

 

高齢になった両親へのプレゼントとして利用されることが多いようです。

 

ハンディタイプのルーペも老眼対策としてよく利用されています。
こちらもLEDライト付きがあり、暗がりで自宅のカギ穴が見えない時、お買い物で値札の金額が見づらい時など、ちょっとしたシーンでは便利です。

 

 

老眼矯正はメガネかルーペか

 

基本的な老眼矯正方法としては、老眼鏡の方が健全なアイライフを考えると適切な方法でしょう。

 

老眼は60代まで進行していきますので、定期的な視力チェックや眼科での検査を受けながら老眼矯正をしていくのが理想です。

 

また、眼は加齢により機能や組織が衰え、恐ろしい眼病を発症することがあります。
早期の発見が大切になるので、定期的な検査は必要です。

 

老眼鏡をかけていても、小さな文字が見づらいときがあります。
そんな時にサブ的な用途で老眼用のルーペを使用することが、老眼と付き合っていく上でより良い選択だと考えます。